top > diary > diaryarchives > diary2011/010203040506





たんぽぽって凄いなぁって思う。
先月、岩手県陸前高田市でボランティアをさせて頂いた時にたくさん咲いて事をよく思い出す。
信じられない景色の中で、鮮やかな黄色が私に微笑んでるみたいだった。
光っていた。輝いていた。
たんぽぽをみてとてもとても悲しくなったのは、生まれてはじめてだった。
とてもとても嬉しくなったのも生まれてはじめてだった。

今日で東日本大震災から3ヶ月。長いのだろうか、短いのだろうか、ただ、季節は変わった。

元気になるにもチャンスが必要でタイミングもあるって思う。

元気になるチャンスがつらいおもいをしている沢山の人達にたくさん訪れますように。

細野美穂

突き動かされた気持ちを夫と何度も話し合い、そして・・・
岩手県陸前高田市でボランティアをさせて頂いた。

不謹慎な言葉かもしれない。多くの人がどう思うかもわからない。
でも、感じたままをなんとかなんとか言葉で表現するならば・・・

もうその場所からは、呼吸するかすかな音、
声を感じられないくらいの怖さと悲しい光景だった。

そんな中、今まで嗅いだ事の無いような匂いをマスク越しに感じながら、
ヘドロ、泥の中で、確かにここに住んでいた方々の人生を拾い続けた。
一瞬でも考えたら、これ以上作業できないかもという不安の為、
ただ黙々と、淡々と、作業を続けた。

空は澄んでいた。海鳥が鳴きながら私達の上を飛んでいた。
作業をご一緒した岩手の60歳位の方が呟いていた。
海鳥が私達をみて笑っているみたいと。
その方の眼は、とても深い悲しみに満ちていた。
かなりの重労働だったように思ったし、少し危険も伴う作業だったとも思うけれど、
岩手在住の方々であろう人生の先輩方は、それは力強かった。
東京からの長時間の移動と睡眠不足の身体の私は、夫は、ただ必死に、
私は、涙をこらえて必死に慣れないながらも動き回った。

午後の作業は、疲れてきたせいか、正直午前よりもハードに感じた。
慣れない作業で全身を軽く打撲したみたいなそんな身体は、ヤッケの中で汗まみれだった。

私達の小さな力は、一滴の水になれただろうか?
自問自答をしながらも帰りのバスの中、やはり思った。

もうこの場所からは、呼吸するかすかな音、
声を感じられないくらいの怖さと悲しさだと。

こんな場所がまだ他にもたくさんあるなんて・・・感情が定まりにくい。
でも、亡くなられた方々の魂と思い出はある。一命をとりとめた方々の
心の中に思い出は確かにある。
その方々の心は、今、どんな道を歩いているんだろう。歩けているんだろうか。
未来を描く事ができるようにと私は一滴の力になれればと思っていた。

私にできる事は、できる時は、いつだって本当に僅かだ。
その僅かな事に精一杯の愛を込めて。

細野美穂

シンプルに・・・・
もっと、シンプルに時を重ねて生きたい。

文明の進歩は、これ以上何が必要なんだろう!?
今あるものの改善は必要だと思うけど、正直、よくわからない。
私が物心ついてからの話になってしまうけど、
子供の頃、FAXができた時、驚いた!
テレフォンカードも何だか嬉しかった。
そして、ポケベルも懐かしい。
次にピッチもありがたかった。
今、使っているMacは、何台目だろう。
携帯のない生活!?正直考えにくい。
実際、地震のお知らせの機能は役に立っているように思う。
新たに便利なものができたら欲しいなって思ってしまうかもしれない。

でも、先日の地震で東京では、携帯よりもつながりやすかったのは、
固定電話、公衆電話だったようにも思う。

私が高校生の頃、お気に入りの音楽を聴いていると、
今はもう他界した祖母がこんな事を言っていた事を思い出す。
うちが美穂くらいの頃は、茶畑で遊んだり、あやとりしたり、お手玉したりくらいしか
なかったんよ。美穂の時代に生まれたかったなぁと。色んなもんがあってえーなぁと。
そう、大好きなあの微笑みで。
私がもっと年齢を重ねた時、若い世代をみて、
おばあちゃんと同じように思うのだろうか?

今、思う事は、本能が減らないようにしたい。
見極める・・・・
本当に必要かを今まで以上に見極めながら時を重ねて生きたい。

細野美穂

気がついたら、ハナミズキが色んなところで綺麗に咲いています。
何事もなかったようにね。
でも、私にとっては、その暮らしの中、自然の存在感がまた強く強く増した気がしてる。

気がついたら、今日からGWです。
時間って勝手に未来に進むなぁ。たまには、空気読んで欲しい時だってあるよ。
あせるよ。怖いよ。不安になるよ。でも、ありがたいよ。

阪神淡路大震災の翌年、仕事で神戸に行った事があります。
それまでもいった事がある神戸。
色んな想いで街を歩き、街を感じながら、複雑な気持ちだった事を思い出します。
仕事を済ませ、元町駅の方に行こうとお店をでた時、突然の激しい雨が降り始めた。
天気予報みてこなかったなぁと反省。
軒下で少し待つしかないなと思っていたところ、どちらまでいかれるんですか?と
同世代のカップル(夫婦?)が声をかけてくれました。
思わず、元町駅の近くまで・・・と私。
僕たち車なんで送って行きますよ。と優しい笑顔のおふたり。
用心深い私なのに車にのせて頂いた。

たしか・・・・大震災を経験して人と人とのつながりをもっと大切にしたいって
お役にたちたいって思うようになったって、変わったんです。とそんな内容の事を
お話しされてたと思います。神戸をもっと良くするともおっしゃてたような・・・
その後も神戸に行く機会がありましたし、これからも行ってみたいと思える理由のひとつに
あの時のおふたりのご親切がある事もかなって思います。
一期一会。今までもこれからも。

普段、あまりレゲエは聴きませんが、ボブ・マーリィの "no woman no cry"が
昨夜からしみています。

今まで以上に、今、私にできる僅かな事に精一杯の愛を込めて。
その今を、積み重ねていければと思っています。願って。祈って。信じて。

細野美穂

自分の中に自然に芽生える感情って大切だなぁってあらためて思う。

あなたの優しさ嬉しいな。
今の自分何だか嫌だな。
胸が詰まって張り裂けそうでやるせない。
何気ないおしゃべりいいものだな。

私は、いつの日からか私にとってつらい現実に直面した時、
しばし呆然としてしまう事があります。
どれくらいの時間かは、その時々でなんともいえませんが・・・
そして突然、涙があとからあとから溢れてしまいます。
感情が溢れてしまいます。そして、また呆然としてしまう時もあります。

伝えたい気持ちがあります。
あなたの心にきちんと感情が灯っていてほしい。
あなたの中に自然に芽生える感情をどうか大切にしてください。
どんなにしんどくても、自分を見失いそうになったとしても、
人に迷惑かけてしまったとしてもそれでもあなたは尊いあなたです。
大変なわがままを言います。生きていて欲しい。明日を信じて欲しい。

そして、自然は、私達に平等だと私は思いたい。
そう思わないとこの現実を受け止める術が私にはみつからない。

私にできる事は、やっぱりいつだって僅かだ。自分が情けなくなるね。
その僅かな事に精一杯の愛を込めて。願って。祈って。信じて。

細野美穂

東日本大震災後、昨日の深夜、はじめて歌を聴いた。
心の中に宿った歌は、さだまさし さんの“防人の詩” だった。

私は、毎日のように夢を見ます。色んな夢。
何日か前、理由はよくわからないけれど、逃げなくてはいけない状況の夢をみて、
夢の中で、私は必死に写真を箱に詰めてるのです。
水や食べ物や普段用意している災害用のリュックではなくて、思い出の写真・・・
その写真は、自分のものだけではなくて、知らない人や知らない人達の古い写真も。
結婚式の写真、この写真は、戦時中のものと思えるような写真も。それはたくさん。
詰めては、ガムテープで封をする事の繰り返し・・・の夢。
目が覚めて、そして・・・・

私にできる事は、いつだって僅かだ。自分が情けなくなる・・・・・・・・・・・
その僅かな事に精一杯の気持ちを込めて。願って。祈って。信じて。

細野美穂

何年か前、マグロ漁師の特集をテレビで観るのが好きだった。
本気でその船に乗せて欲しいとまで思った時期があった。(船酔いする方なのに・・・)
今日、久しぶりにテレビで大間のマグロ漁師の特集を観た。
以前とは、またちがう感覚になった。言葉では、うまく説明できないのだけど。

仕事は、どんな仕事も大変だし、その仕事に触れる機会があった時や、
テレビで特集を観たりすると本当に感心したり、感謝したりするのだけど
その中で大自然が職場という職業って本能的に自分の中に
何かがすっと入ってくるからかもしれない。

海、山、川、空、木、花、その他いっぱい・・・自然は、本当に美しい。そして、厳しい。
私は、本当の自然の怖さを知らないと思う。限界まで想像してみる。

たどり着く答えは、ひとつではないけれど、
あらためてその大自然の中で生かしてもらっている認識を感じたいと思う。

ちょっと真面目。

細野美穂

先日夫がベランダから呼ぶので行ってみた。春の香りがするよと。
私ももう春だよねとくんくん。こっこれは、ご近所の洗濯物の柔軟剤!?の香り。
夫は、嬉しそうにベランダで春を感じている。一瞬迷ったが、思わずついいってしまった。
この香りは、きっとご近所の洗濯物の香りかなぁ。夫の顔曇る。いっいけない。
でも、春の香りもするねと私。うんうんと満足げな夫。実際、ほんのりと感じた。
日向ももう春の日向だ。あちこちから、軽快な音楽が聞こえてきそうな天気だった。
その日、春一番が吹いたと夜、知りました。

でも、今日は、とても寒い。雨、雪!?季節の変わり目って寒かったり、暖かかったりと
また、逆もあったりと季節も行ったり来たりを楽しんでるみたい。

細野美穂

もうすぐ春がやってくる。うわぁ。どうしよう。春って焦る。なんだか焦る。
桜が綺麗なのは嬉しい。暖かくなるのも嬉しい。春の野菜(特にふきのとう)も嬉しい。
私にとって春は、眩しい。春は、寂しい。春は、切ない。

とりあえず、昨日髪を切った。ちょっとさっぱりした。
春来て大丈夫かも。って少し思えた。

細野美穂

今日でこのホームページ、1周年です!1年って本当にあっという間だなぁって思います。
沢山の方々に本当に感謝しております。ありがとうございます!!
これからもよろしくお願い致します。

webは全くできなくて、基本的に飲み物、食べ物の事を考えてる事が多い私が頑張って制作し、
何とか形にしたホームページ。私事ではありますが、勝手に感慨深い気分です。

本当にあきれます。先にも書きましたが、基本的に飲食の事を考えている事が多いです。
考えてるとワクワクするからかなぁ!そんなに意味はないのですが、
今、食べたいものはと、たくさん書いて夫にメールする時もあります。
きっと訳が分からないと思いますが、自分も食べたいとつきあってくれます。
しょっちゅう、今、何が食べたいかと質問しあってもいます。
ちなみに今、食べたいのは、お寿司、牡蠣フライ、マカロニサラダ、マカロニグラタン、
クロックマダムなどです。といって、必ず食べるとは限らないのと
お腹が空いた時に食べたいと思うものを食べるのとは違うというのがポイントです。
子供の頃は、家にあったお弁当の本などをみて、
これが食べたいあれが食べたいと考えて順位をつけてたりもしました。

とても高級なものは、なかなか手がでませんが、
例えば、今日は、モンブランを食べたいなって思った時、食べれるって、
トマトジュースを飲みたいなって思った時、飲めるって、何てありがたいんだろう。
健康でなければ、予算がなければ、環境だってとても大切だし・・・しみじみとそう思う。

食べれるってありがたい。飲めるってあたりまえではない。
夕飯もよく噛んでいただこう。

細野美穂

アジアカップ!優勝!もの凄く嬉しいはずなのにもの凄く興奮するって思っていたのに
何故か、喜びがじんわりしています。
韓国とのPK戦でちょっと緊張の糸がほどけてしまっていた??!!
サウジアラビア戦を除いて辛勝が続き、疲れてしまった??!!
アジアカップは、優勝しなくちゃ!って心のどこかで思っていたから??!!

日本サッカーをおしなべて考えたら、その歴史の積み重ねが今にある事も事実だけれど、
今回はじめて、日本サッカーがその時代から時代へとリレーしている、
つながってきていると感じられる事が
優勝と同じくらいに嬉しいからかな。感慨深いからかな。
そしてこの感じが日本の伝統として脈々と続いて欲しいと強く願う。
常にチャレンジャーの気持ちでいて欲しいと強く願う。

が、しかし、FIFAコンフェデレーションズカップ2013にでれるのだ!!
やっぱり、優勝もの凄く嬉しい、わぁーーーーー。

細野美穂

アジアカップ準決勝!日韓戦!!勝利をまず、素直に大喜びしたい!!
韓国代表の底力に改めて驚き、凄いなぁと思い、
先制されても果敢に立ち向かう日本代表を誇らしく思えたそんな試合だった。

南アフリカだけじゃなく、チームワークは日本の伝統という今野選手の記事を見かけた。
細貝選手をみると何だか私は阿部選手の存在を感じる。
川島選手は、古くからのコーチのアドバイスを、昨日はいかす事ができたみたい。
南アフリカワールドカップでの経験がその思いを強固にしたとも考えられるな。

人は誰だって現在の自分を中心に、過去、未来があって、
どの部分に重きをおくかは、人それぞれな気もします。
昨夜の試合は、過去に起きた事、であった人などが現在にいきて、未来に
つながっているんだなぁとつながっていって欲しいなぁと特に感じられ、
色んなものが特にみえた決戦だったように思います。

パク・チソン選手の韓国代表引退は、何だかさみしいなぁ。

いろんな思いを胸に決勝ももの凄くザックジャパンを応援しよう!
決勝戦を観れるなんてなんて幸せなんだろう!!ありがたいんだろう!!

細野美穂

以前、停車していた車の前に4歳くらいの男の子が、ベビーカーを押してやってきた。
小雨の日だった。お母さんは、すぐ後ろで赤ちゃんを抱いていた。
微笑ましい光景と思った瞬間。バランスを崩して、男の子は、ベビーカーを倒してしまった。
小さなその体で一生懸命一生懸命、ベビーカーを起こそうとしているが
なかなか起きてくれない。お母さんは、赤ちゃんを抱いて傘をさしている。
その様子を見てる。
少し迷ったけど、車から降りて私は、ベビーカーを起こしにいこうとした時、
夫に止められた。そして言われた。もう少し見守っていてあげようと。
その方がいいかもねと私。

ベビーカーを起こせず、レインコートのフードも脱げてビショビショの男の子。
そして、結局、お母さんがベビーカーを起こした。

見守ると手伝うのタイミング・・・

日常の中には、ドラマがある。学ぶ場所は、色んな場所にある。いつだってある。
その小雨の日の思い出は、私の教科書の中のひとつとなった。


さて、今夜は、決勝トーナメント進出が決まるアジアカップでの決戦!
サッカー日本代表!ザックジャパン!(まだ馴れていません)大きな声で伝えたい。
もの凄くがんばれーーーーー!!今夜もいっぱい、いっぱい応援しよう。

細野美穂

本年初めてのダイアリー。

今年もよろしくお願い致します。
抱負は、基本的に自然にしている。です。毎年こんな感じのような気もしますが・・・

自然にしていると今夜のサッカーの日本戦!
アジアカップが気になって落ち着かない、落ち着かない。
自然にしていると眠くて眠くて仕方ない。
自然にしていると夕飯がついつい鍋になってしまう。
(ちなみにキノコ鍋がいちばん多いかな。豆乳鍋かな!?)

自然にしていると・・・・自然にしていると・・・・

抱負をもう一度検討してみた方が良いかもしれない。なんとなく。まっいっかぁ!

細野美穂